沿革

1959(昭和34)年
太玄会結成(顧問・鈴木翠軒、代表・平尾孤往、事務長・阿部鉄蕉)。

1960(昭和35)年
第1回太玄展開催(以降、東京都美術館において毎年1月に開催)。

第1回太玄展での集合写真(1960年)

1963(昭和38)年
総会にて理事長制に移行(理事長・吉田雲芳、副理事長・浅見喜舟、副理事長・阿部翠竹)

1965(昭和40)年
第1回太玄会会員展開催(以後、2015年まで小品展や役員展を毎年5月に開催)。

第4回太玄展の図録から

1971(昭和46)年
総会にて役員の機構として部制を採用。会報第1号発行。


1974(昭和49)年
第15回記念太玄書展を開催。

第15回太玄展の審査風景(1974年)

1979(昭和54)年
第20回記念太玄書展を開催。記念祝賀会にて青山杉雨先生、金子鷗亭先生(ともに文化勲章受章者)などの祝辞を賜る。


1984(昭和59)年
第25回記念太玄書展開催。

第20回太玄展での集合写真(1979年)

1989(平成元)年
第25回太玄会役員書展とともに、中国明清書画展を併催。

2003(平成15)年
第45回記念太玄書展開催。和硯・韓国硯を特別展示。

役員書展と中国明清書画展を併催(1989年)

2008(平成20)年
成田山新勝寺の開基1070年記念事業の中で、常任顧問・梅原清山が揮毫した寺標の建立法要が行われる。


2009(平成21)年
第50回記念太玄書展。物故作家展及び中国明清書画展を併催。

2014(平成26)年
第55回記念太玄会書展開催。日展会員・高木聖雨先生による記念講演開催(2017年以降、太玄会書展に際し記念講演を開催)

成田山新勝寺の寺標建立法要(2008年)

2017(平成29) 年
第58回太玄会書展とともに、第1回学生選抜展を併催。


2019(平成31・令和元)年
第60回記念太玄会書展開催。6月、記念祝賀会を開催。


2021(令和3)年
太玄会、一般社団法人化

ザ・プリンス パークタワー東京にて開催された記念祝賀会(2019年)

会名《太玄》の由来

太は大きく太いことで
おほいなり 即ち尊称の意を表わすときに用い 
玄は墨色で 天・神・道徳・静などに関連するものに用いられる。
又、太玄ということは虚無恬淡の道ともいわれる。
中国五山の一つ 泰山は太山と同じで
李斯の逐客上書に
 太山不譲土壌 故能成其大……とある。
一片の土壌をも惜しみ、積み重ねたから大をなしたと
いうように、 中道を通し、恬淡として前進するならば
必ずや前途は幽深な輝きをはなち、大を成すであろう
まさに太玄の名にふさわしいものである。